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ノコギリヤシの成分

話題になっているノコギリヤシの果実には、男性にとって気になる症状を改善する成分が含まれており、ステロール類などが存在しています。
その中のステロールの一種であるβシスステロールや、飽和アルコールのオクタコサノールが利尿効果があることがヨーロッパの国の研究で解明されています。
また遊離脂肪酸が含まれており、その中のオレイン酸やラウリン酸等が、収縮を抑えて排尿障害を改善することも分かってきています。
このようことから、ノコギリヤシには前立腺肥大症の改善や治療に用いられています。

では、その植物は一体どんなものなのでしょうか。
北アメリカ大陸の固有種のヤシ科の植物で、メキシコ湾沿岸低地に自生しています。
葉が細かく鋭いとげに覆われていることが特徴で、名前の由来にもなっています。
冬になるとオリーブくらいの大きさで赤い果実をつけそこに、有効成分が含まれています。
古くから、果実は男性の強壮や利尿用に食され、中国でも漢方薬として使用されてきました。
19世紀頃から、前立腺肥大症の治療に取り入れられ、現在ではヨーロッパでは医薬品として認可されています。
天然成分なので、比較的安心という利点があります。

しかし、大量に摂取すると吐き気やめまいといった症状を引き起こす可能性があり、血液の粘度を下げる効果があるので抗血液凝固薬などの薬と併用すると、出血傾向が高まってしまう場合があるので注意が必要です。

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